それでは、行政書士試験とはどのようなものなのでしょうか?
行政書士試験は、毎年7万人もの人々が受験している、人気の国家資格。
それだけ多くの人が受験するのには、ワケがあるのです。
下に行政書士試験の概要をまとめてみましたので、チェックしてください。
※財団法人行政書士試験研究センターから発表されている、平成21年度試験の概要を抜粋しています。
年齢、学歴、国籍等に関係なく、だれでも受験することができます。
例年、11月第一週日曜日
①試験の科目
・行政書士の業務に関し必要な法令等(出題数46題)
憲法、行政法(行政法の一般的な法理論、行政手続法、行政不服審査法、行政事件訴訟法、国家賠償法及び地方自治法を中心とする。)、民法、商法及び基礎法学の中からそれぞれ出題し、法令については、平成21年4月1日現在施行されている法令に関して出題します
・行政書士の業務に関連する一般知識等(出題数14題)
政治・掲載・社会、情報通信・個人情報保護、文章理解
②試験の方法
試験は筆記試験によって行います。
出題の形式は、「行政書士の業務に関し必要な法令等」は択一式及び記述式、「行政書士の業務に関連する一般知識等」は択一式とします。
※記述式は40字程度で記述するものを出題します。
次の用件をいずれも満たした者を合格とします。
ア 行政書士の業務に関し必要な法令等科目の得点が、満点の50パーセント以上である者。
イ 行政書士の業務に関連する一般知識等科目の得点が、満点の40パーセント以上である者。
ウ 試験全体の得点が、満点の60パーセント以上である者。
※合格基準については、問題の難易度を評価し、補正的措置を加えることもあります。
この試験にはポイントが2つあります。
ひとつは、年齢や性別、学歴などに関係なく誰でも受験できるということ。
国家資格の中には、4年制大学の一般教養程度が必要などと、細かく受験資格が定められているものもありますので、受験資格が問われないというのは、大きなポイントです。
もうひとつ挙げられるのは、行政書士試験研究センターが定める合格基準をクリアすれば、誰でも合格できるということ。
一般的な大学受験のような定員制の試験は、できるだけ満点に近い点数を取った人が有利となりますが、行政書士試験の場合は、満点を取った人もギリギリ60点だった人も、合格基準をクリアしていれば同じ合格者となります。
このことは、試験勉強の方法にも関わってくる重要なポイントです。